完結
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「私がこんなに心配してあげてるのに…ありがたいと思いなさいよ」
自分本位の善意はありがた迷惑ーー。ついには身を滅ぼしてしまうー!?
夫と息子を持つ押田美帆は45歳のお局OL。
夫の食事内容には逐一、指摘してあげて健康を気にかけてあげるし、
受験を控える息子には、進んでサッカー部の退部届を出してあげた。
職場の喫煙者には禁煙外来を再三勧めてあげてるから、感謝されて当然ーー。
なのに、何故か周りは絶対零度の冷たい視線を突き刺してくる。
そんなある日、若い新人の女の子が入社してきてーー。
庇護欲をかき立てる彼女は、田舎の実家を出て一人暮らしを頑張っているらしい。
これは…私が東京のお母さんとして、『いろいろ』お世話してあげないとーー!!