9割が結果を出す!小さな会社の脱零細――社員10人以下の会社の今日からできる経営カイゼン
社員10人以下の会社の今日からできる経営カイゼン。
社長!!伸びる会社にしたいならC(チェック)とA(アクション)をひたすら繰り返しなさい!
PDCAは大企業での管理業務に広く導入され、
中小・零細企業には無縁なものとなっていた感があります。
それを中小企業向けにアレンジした「中小企業版PDCA」として導入してみるのです。
「中小企業版PDCA」が社内に浸透してきたら、
第2段階としてもう1つ取り組んでもらいたいことがあります。
それは、私たちが「未来会計図表」と呼んでいるものです。
この未来会計図表の全体像については、正直に申し上げて、
理解するのに荷が重いかもしれません。
そこで初歩的な部分を「カンタン未来図表」として、
導入のしかたをまとめました。
この2つの武器を手に入れ、さらに成長軌道に乗るには
「経営計画書」を作っていくことが必要です。
この内容と活かし方は、第5章の事例を参照ください。
最初は社長1人だけで進めなければいけないかもしれません。
しかし、熱意を込めて目標をめざすなかで、志を同じくする社員が加わります。
協力してできることも出てくるでしょう。
そのうちに、経営企画書という地図を手に入れ、
チームとしてあくなき成長をめざしていくのです。
小さな会社が零細と呼ばれる状況を脱し、
成長し続けるための必須ノウハウを
経験豊富な著者陣がわかりやすく解説します。
■目次
第1章 成長する会社と零細に甘んじる会社の違い
第2章 零細から脱するため会社のいまを見つめ直す
第3章 小さな会社を劇的に変える武器「中小企業版PDCA」
第4章 「カンタン未来図表」で会社の未来をシミュレーション
第5章 「経営計画書」のつくり方と脱零細の成功事例
■著者 飯島彰仁
2005年に古田土会計公認会計士・税理士事務所(現・税理士法人古田土会計)に入所。
現在は、同法人含むグループ企業の株式会社古田土経営の常務取締役を務める。
経営計画と月次決算を主力商品とする古田土会計グループにおいて、営業活動することなく
年間100~150社の新規開拓をするスキームをつくり上げ、現在約2,300社の中小企業を指導。
そのうち黒字率85.8%を実現している(日本企業の黒字率32.1%、平成27年度、国税庁調べ)。
また、同ノウハウを同業者である会計事務所にも提供する会計事務所経営支援塾を運営する。
■著者 会計事務所経営支援塾
■編集協力者 株式会社エッサム