日本人物史
主人公の時乃カナタは、日系人のルーシー、案内役のチョビとともに歴史の旅に出ます。彼らが出会ったのは、卑弥呼、聖徳太子、小野妹子、中大兄皇子、中臣鎌足、聖武天皇、行基、鑑真、藤原道長、紫式部、清少納言の11人、いずれも小学生の学習指導要領で取り上げられた人物です。カナタたちは、弥生~平安時代に活躍した偉人たちの功績や苦悩を目にすることになります。レベルはふつうの歴史まんがよりも少し高めにしてありますが、ていねいなストーリー構成と画のおかげで、歴史の流れや重要ポイントがスラスラと頭に入っていきます。