車イスが教えてくれた ありがとう(あさ出版電子書籍)
今、つらい思いをしているすべての人へ生きる喜びを伝えたい
●第1章 苦しみから抜け出すために
・繰り返す「死にたい」思い
・自殺大国日本
・歩けなくなったバスケットボール選手
・彼に自殺を取りやめさせたひとこと
・見方を変えることができるのが、カウンセリングの力
●第2章 私を救ったカウンセリング
・平準司さんとの出会い
・見つけられた居場所
・気持ちとは裏腹の破壊衝動
・後遺症の神経痛に悩まされる日々
・自殺を止めた、いない人の腕
・カウンセリングで「痛み」を治す
・後遺症が教えてくれた、子どものころの記憶
・痛みは「助けを求める声」
・消えた罪悪感
・母親代わりのマリア像
・母親の気持ちを母親に返す
・「感情コピー」の法則
・自殺を止めたのは、父親
●第3章 駆け出しのカウンセラー、苦悩の日々
・ひどい無力感……
・相談者とともに成長した6年間
・「忘れられていたこと」が本当にうれしい
・ガンで亡くなった先生からのカウンセリング依頼
●第4章 独立と挫折、そして再起
・神戸メンタルサービスとの別れ
・「カウンセリングをやめようか……」
・再起を決めた、1通のメール
・北陸、東北へカウンセリング巡業の旅
●第5章 罪悪感を、手放そう
・東日本大震災で故郷を失った南相馬市の参加者
・震災、避難を乗り越え、1年ぶりの再会
・「セラピーを受けていなかったら、自殺していたかもしれない」
・時を忘れた2時間
・被災者を苦しめる「罪悪感」
・あきらめずに「助けて」と言おう
・使えない生命保険
・母親の罪悪感が子どもに伝染する
・天国の旦那さんなら、何と言うか
●第6章 心の苦しみと向き合う
・難病を抱えた女性の恋
・「私にできるわけがない……」
・明日で命が終わりだったら……
・「私、今、幸せ」
・彼の「終戦記念日」
・施設で育った子どもの話
・まだ見ぬ「理想の家族」を求めて
・「正しいこと」が「攻撃」になっている
・両親との再会、和解
・お父さん、ありがとう
●第7章 転機となった交通事故、出版、ドラマ化へ
・突然の事故、死への直面
・動き出した突風のような日々
・出版を喜んでくれた仲間
・まるで売れずに過ぎた数年間
・2年後に突如ベストセラーに
・番組出演、大きな反響
・日本武道館まで、みんなが車イスを押してくれた