検査なしで、自分の病気を推理する方法
めまい、頭痛、胸痛、腹痛……
気になるその症状、あわてて病院に行かなくても、ここまでわかる!
このところ気になるめまい、頭痛、胸痛、腹痛……
そんなとき、「病院で検査さえ受ければ安心」「検査を受ければ、病気かどうかわかる」と思っていませんか?
実は、8割近くの病気は検査をする前にわかります。
ともすれば、検査結果は「100%正しい」と思われがちですが、実は非常に曖昧なものです。「検査結果が正常なのに病気だった」ということはよく起こりますし、逆もまた然りなのです。
受けなくてもいい検査を、受ける必要はないのです!
本書は、検査は完全なものではなく曖昧なものだということを知っていただき、検査結果に振り回されずうまくつきあう方法を、現役医師が書いたものです。
第1部では、よくあるめまい、胸痛、頭痛、腹痛のそれぞれの症状について、病院に行かなくても「自分診療」ができるポイントを、フローチャートを交えながら解説します。
第2部では、検査の限界、本来の目的を提示することで、検査に対する過剰な信頼を解消し、検査と正しくつきあうためのヒントを提示します。
些細な症状を気に病んで病院に行く前に、ぜひ一度お読みいただくことをおすすめします!