猫町五十四番地―間中ケイ子詩集 (子ども 詩のポケット)
温かいまなざしを通して紡がれる、心を動かす66の小さな景色たち。間中ケイ子の「少年詩」の世界を味わう一冊。
私は、間中ケイ子が「少年詩」という窓枠をもって、自らの周囲に展開する風物や自分自身の内面のあれこれを見つづけてきたこと、それがしばしば他者であるわれわれの琴線にふれてくることを再認識せざるをえないのである。
(『猫町五十四番地』によせて(皿海達哉)より抜粋)
目次
1 猫小路(ひるね;虹;満月 ほか)
2 十五夜(元旦;七草;節分 ほか)
3 一番星(啓蟄;たね;みつばち ほか)