人間資産会計 (叢書・現代会計学の課題)
天然資源に恵まれないわが国において,人的資源だけは上質で,しかも1億をこえる豊かな人口に恵まれている.せめて人だけはこれを充分に活用しなければ1億の人間が生存してゆくことはできないであろう.そのためには質的にすぐれており,しかも豊かな人財を社会的に適正配分,有効利用し,保全してゆくと同時に,個人的にも幸福で生き甲斐のある人生が送れるようあらゆる努力を惜しまぬことが,社会的責務でなければならないと思う.(はじめにより)
会計学研究の現在と、未来の問題の焦点となるであろうテーマを詳細にまとめた1冊。
(※本書は1979/5/1に発売し、2022/5/17に電子化をいたしました)