日本人の知らない 間違いやすい日本語辞典
あなたは日本語を正しく使いこなせていますか?
間違いやすい日本語を200事例解説!
本書は、辞典としてお使いいただけるほか、読むだけで、
日本語の「書き間違い」「言い間違い」「読み間違い」が、
おのずとチェックできるような構成にもなっています。
正しい言葉づかいを本書で学び、
日常やビジネスの場で活かして頂ければ幸いです。
【目 次】
●第1章 何だかおかしい書き間違い
○生憎(×相憎)
○あくどい(△悪どい)
○彼方任せ(×貴男任せ/貴女任せ)
○脂の乗った年ごろ(×油の乗った年ごろ)
○編み目が粗い(×編み目が荒い)
○憂き目(×浮き目)
○有頂天(×有頂点)
○甥御さん(×甥子さん)
力だめし1・解答
・・・ほか全51項目
●第2章 四字熟語の書き間違い
○一心同体(×一身同体)
○一朝一夕(×一鳥一石)
○危機一髪(×危機一発)
○喜色満面(×気色満面)
○強迫観念(×脅迫観念)
○興味津津(×興味深深)
○厚顔無恥(×厚顔無知)
○孤立無援(×孤立無縁)
○五里霧中(×五里夢中)
力だめし2・解答
・・・ほか全31項目
●第3章 ついうっかりの言い間違い
○愛敬を振りまく(×愛想を振りまく)
○味わわないで急いで食べる(×味あわないで急いで食べる)
○声を荒らげる(△声を荒げる)
○怒り心頭に発する(×怒り心頭に達する)
○雪をいただいた山々(×雪をいだいた山々)
○一抹の不安(×一縷の不安)
○一頭地を抜く(×一頭、地を抜く)
○腕利きのコック(×腕よりのコック)
○笑みがこぼれる(×笑顔がこぼれる)
力だめし3・解答
・・・ほか全59項目
●第4章 気になる言い間違い
○青田買い(△青田刈り)
○足をすくわれる(×足元をすくわれる)
○この失敗はいい薬になる(×この成功はいい薬になる)
○一姫二太郎の二人の子持ち(△一姫二太郎の三人の子持ち)
○苦情を一手に引き受ける(×苦情を一手に握る)
○上を下への大騒ぎ(×上へ下への大騒ぎ)
○似而非芸術家(×似而非の芸術家)
○縁は異なもの(×縁は奇なもの)
○お隣におすそ分け(×先生におすそ分け)
力だめし4・解答
・・・ほか全59項目
●本書の構成
日本語の間違いには、形式上、大きく分けて「書き間違い」「言い間違い」「読み間違い」の三種類があります。
本書は、さらに「書き間違い」を三テーマに分け、「言い間違い」「読み間違い」は各々二テーマずつに分けて、解説を施してあります。