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  • マンデラの南アフリカ―アパルトヘイトに挑んだ外交官の手記

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    マンデラの南アフリカ―アパルトヘイトに挑んだ外交官の手記 

    「人種差別の極致ともいえる南アフリカ共和国のアパルトヘイト―いったいこのような不合理な制度がいつまで続くのか。国際社会はそれに対して有効な手を打てないのか」本書は、外務省アフリカ第二課長としてこの問題に取り組んだ、著者の3年間の記録である。
    ※本書は2004‐06‐24に展望社より刊行された書籍を電子化したものです。
  • アメリカの不正義 レバノンから見たアラブの苦悩

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    アメリカの不正義 レバノンから見たアラブの苦悩 

    米国のイラク攻撃に反対する意見を具申して外務省を追われた前駐レバノン特命全権大使が、米国の中東政策の誤りとそれに従う小泉首相の外交の危うさに警鐘を鳴らす。
    ※本書は2003‐12‐03に展望社より刊行された書籍を電子化したものです。
  • 持続可能な医療を創る―グローバルな視点からの提言

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    持続可能な医療を創る―グローバルな視点からの提言 

    作家:森臨太郎

    雑誌・レーベル:ディスカヴァーebook選書

    ジャンル:社会・政治 / 小説・実用書 / 政治 / ビジネス・政治

    投稿数0件
    安い医療費で高い健康水準を維持してきた日本。しかし今、少子高齢化で財源は逼迫し、医師は過重労働で疲弊し、問題は山積している。その一方で、医療にもグローバル化の波が押し寄せている。状況に対応した医療制度をつくり直すにはどうすればよいのか。多くの先進国・途上国の医療の現場を見てきた著者が具体的に提言する。

    序章 曲がり角にある日本の医療
    第1章 医療が提供されている仕組み
    第2章 医療財政を考える
    第3章 医療の質と安全の担保
    第4章 医療政策の意思決定
    第5章 日本が進むべき道

    (本書は2023/06/28に岩波書店より刊行された書籍を電子化したものです)
  • 携書037 どうする! 依存大国ニッポン

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    携書037 どうする! 依存大国ニッポン 

    『若者は、選挙に行かないせいで、四〇〇〇万も損してる!?』の姉妹編。

    そちらが、いわば政治の仕組み理解編であったのに対し、本書は政策編。
    現在の日本が直面する6つの重要な案件を取り上げます。

    1.世界における経済の仕組み、2.日本国の防衛問題、3.財政赤字問題、4.食料依存、5.エネルギー問題、6.少子化問題です。
    キーワードは日本の「依存体質」。

    日本の現状について、そして「政策の基本」について学べる一冊。

    (本書は2009/7/8に小社より刊行された書籍を電子化したものです)
  • 教育の自律性と教育政治:学びを支える民主主義のかたち

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    教育の自律性と教育政治:学びを支える民主主義のかたち 

    学ぶ権利を保障するためには、教育職員の専門性に基づく、学校や公民館などでの自律的な教育活動が欠かせない。
    しかし他方で、東京・大阪で典型的に見られるように、教育現場に対する統制の強化が、「民意」の名のもとに進められてきた。
    本書は、自律的な教育活動を支える、教育における民主主義のあり方を、実践的・理論的に探る。

    ◇目次

    序 教育に求められる自律性と教育政治
    第一部 「民意」拡散と教育政治の変容 第一章 「民意」拡散による教育専門職裁量の縮小 第二章 教師教育における専門的自律性と正統性 第三章 教育機関の管理運営における民主主義をめぐる課題
    第二部 「公正な民意」と教育政治のかたち 第四章 「民意」拡散に対置しうる「公正な民意」のあり方 第五章 学校を基礎とした民主主義のあり方 第六章 教育管理職人事における政治の位置
    結 “本当の世界”についての学びを支える教育政治のかたち
    (※本書は2021/9/21に大月書店より発売された書籍を電子化したものです)
  • 「君たちはどう生きるか」を読み解く : あるジャーナリストの体験から

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    「君たちはどう生きるか」を読み解く : あるジャーナリストの体験から 

    漫画化作品の大ヒットで脚光を浴びた古典的名作。 1937年治安維持法下の検閲をくぐり抜け公刊された児童書で、 吉野源三郎さんは何を伝えたかったのか。 出版ジャーナリストとして活躍した著者が名著を駆使して読み解いた遺作。
    (本書は2018/12/17に大月書店より刊行された書籍を電子化したものです)
  • シルバー人材センターが拓くシルバーの時代

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    シルバー人材センターが拓くシルバーの時代 

    定年退職を迎えた人々に、趣味の活動やその後の人生へのソフトランディングも含めた再就職を勧める論調が少なくありません。その理由としては、「働く」ことは、人をいつまでも動けるようにし、「はたらく」ということは傍を楽にし、「働く」ことは体のリズムを整え、元気でいるための最高の薬になるからです。そうであればなおさらのこと、定年後はもちろんのこと、再就職が終わった後も、生活費は年金で得られるようになったとしても、人が元気でいるために、自分の体力に合わせて働くことのできる仕事が必要です。そして、それは会社が募集する仕事というよりは、社会が必要とする仕事です。 シルバー人材センターは、そのような仕事に従事する概念、「生きがい就業」を具現化しようと半世紀以上前に制度化され、現在、全国約1300か所、会員数約71万人余の巨大な組織になりました。しかし、近年、「センターは緩やかな死を迎えている」とまで言われます。 現在、社会には、若者を中心とする社会だけでなく、超高齢社会という未開地が広がっています。この中から新たな仕事を掘り起こし、一人一人が元気になる超高齢社会を作るための鍵となるのがシルバー人材センターです。今、シルバー人材センターは高齢者の元気づくりに本気の取り組みが求められ、そのことが高齢者とセンターを元気にするのです。 「生きがい就業」は高齢者を元気にする最高の方法です。それ故、この本を、シルバー人材センター関係者はもちろん、そうでない方々にも是非読んでいただきたいと思います。
    (※本書は2019/6/6に日本橋出版より発売された書籍を電子化したものです)
  • インバスケット思考に学ぶ 「バカ」にはできない根回し術

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    インバスケット思考に学ぶ 「バカ」にはできない根回し術 

    「優秀なのに成果に結びつかない」
    「きちんと仕事をしているのに、評価がいまひとつ」
    そんなあなたに朗報です!
    本書では、実際のビジネスシーンを例に挙げながら、成功のカギとなる「根回し」のコツを教えます。
    大事な会議の前に。気難しい上司への報告の前に。
    事前にやるべきことをやっていれば、職場での信頼度は格段に上がります。

    ビジネスパーソン必読の一冊です!
    (※本書は2019/1/29に株式会社 海竜社より発売された書籍を電子化したものです)
  • 山岳気象予報士で恩返し

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    山岳気象予報士で恩返し 

    頼れる山岳気象予報は、どのようにして生まれてくるのか?
    山の天気のスペシャリストが、初の書き下ろし!

    天と山と人が織りなす気象のナルホド!
    (※本書は2013/10/23に株式会社 三五館より発売された書籍を電子化したものです)
  • 出版ニュースまとめ&コラム

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    出版ニュースまとめ&コラム 

    本書は、筆者の鷹野凌が2019年に「HON.jp News Blog」で更新していた「出版業界気になるニュースまとめ」記事などを、ジャンル別にまとめて発行したものです。筆者が気になった“広義の”出版ニュースを毎週ピックアップし、独自の視点でコメントしています。電子出版関連が多めです。

    誤字脱字の修正や言い回しの微調整などを除き、基本的に記事を書いた当時のまま収録してあります。そのため、企業名や人物の肩書などが本書発行時点とは異なっている場合があります。また、基本は敬体ですが、一部のコラムは常体です。あらかじめご了承ください。なお、記載のURLは2023年3月時点ですべてチェックしなおし、すでに消えている記事はInternet ArchiveのWayback Machineなどから発掘したURLを記載しておきました。章の順番やまとめかたについては、PEST分析のフレームワークに則る形になっています(第8章以降)。

    第1章 2019年の予想
    第2章 メディアの信頼度は問われた?
    第3章 書籍の電子化率は高まった?
    第4章 マンガ表現の多様化は進んだ?
    第5章 学校・図書館向け電書供給は本格化した?
    第6章 オーディオブック市場は拡大した?
    第7章 海賊版対策
    第8章 政治(Politics)
    第9章 社会(Society)
    第10章 経済(Economy)
    第11章 技術(Technology)
    第12章 2019年回顧

    電子版ISBN:978-4-910832-09-8
  • 出版ニュースまとめ&コラム

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    出版ニュースまとめ&コラム 

    本書は、筆者の鷹野凌が2018年に個人ブログ「見て歩く者」と「HON.jp News Blog」で更新していた「出版業界気になるニュースまとめ」記事などを、ジャンル別にまとめて発行したものです。筆者が気になった“広義の”出版ニュースを毎週ピックアップし、独自の視点でコメントしています。電子出版関連が多めです。

    誤字脱字の修正や言い回しの微調整などを除き、基本的に記事を書いた当時のまま収録してあります。そのため、企業名や人物の肩書などが本書発行時点とは異なっている場合があります。また、基本は敬体ですが、一部のコラムは常体です。あらかじめご了承ください。なお、記載のURLは2023年2月時点ですべてチェックしなおし、すでに消えている記事はInternet ArchiveのWayback Machineなどから発掘したURLを記載しておきました。章の順番やまとめかたについては、PEST分析のフレームワークに則る形になっています(第8章以降)。

    第1章 2018年の予想
    第2章 雑誌の人材がウェブへ流れる動きは加速した?
    第3章 デジタルファーストは拡大した?
    第4章 大手企業を核とした業界再編(離合集散)は進んだ?
    第5章 出版でのFinTech活用は進んだ?
    第6章 コンテンツ輸出は進んだ?
    第7章 海賊版対策とブロッキング
    第8章 政治(Politics)
    第9章 社会(Society)
    第10章 経済(Economy)
    第11章 技術(Technology)
    第12章 2018年回顧

    電子版ISBN:978-4-910832-07-4
  • 出版ニュースまとめ&コラム

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    出版ニュースまとめ&コラム 

    本書は、筆者の鷹野凌が2017年に個人ブログ「見て歩く者」で更新していた「出版業界関連の気になるニュースまとめ」記事などを、ジャンル別にまとめて2018年1月に発行した初版(978-4-909567-01-7)を、HON.jpから発行し直すのにあたって加筆修正したものです。筆者が気になった“広義の”出版ニュースを毎週ピックアップし、独自の視点でコメントしています。電子出版関連が多めです。

    誤字脱字の修正や言い回しの微調整などを除き、基本的に記事を書いた当時のまま収録してあります。そのため、企業名や人物の肩書などが本書発行時点とは異なっている場合があります。また、基本は敬体ですが、一部のコラムは常体です。あらかじめご了承ください。なお、記載のURLは2022年12月時点ですべてチェックしなおし、すでに消えている記事はInternet ArchiveのWayback Machineなどから発掘したURLを記載しておきました。

    また、「出版ニュース」等へ寄稿していたコラムを新たに収録しました。初版は縦書きですが、今後の年鑑編集コストを考慮し横書きに変更しました。章の順番やまとめかたについても、PEST分析のフレームワークに則る形に変更しています(第8章以降)。

    第1章 2017年の予想
    第2章 ウェブの雑誌化 / 信頼性は向上した?
    第3章 ウェブの雑誌化 / 見た目は美しくなった?
    第4章 出版者による直販は増えた?
    第5章 イーシングルは再び脚光を浴びた?
    第6章 出版物の制作工程は変わった?
    第7章 ローカルメディアは盛り上がった?
    第8章 政治(Politics)
    第9章 社会(Society)
    第10章 経済(Economy)
    第11章 技術(Technology)
    第12章 2017年回顧

    電子版ISBN:978-4-910832-05-0
  • 出版ニュースまとめ&コラム

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    出版ニュースまとめ&コラム 

    本書は、筆者の鷹野凌が2016年に個人ブログ「見て歩く者」で更新していた「出版業界関連の気になるニュースまとめ」記事などを、ジャンル別にまとめ直して2017年1月に発行した初版(978-4-8020-9308-8)を、HON.jpから発行し直すのにあたって加筆修正したものです。筆者が気になった“広義の”出版ニュースを毎週ピックアップし、独自の視点でコメントしています。電子出版関連が多めです。

    誤字脱字の修正や言い回しの微調整などを除き、基本的に記事を書いた当時のまま収録してあります。そのため、企業名や人物の肩書などが本書発行時点とは異なっている場合があります。あらかじめご了承ください。なお、記載のURLは2022年11月時点ですべてチェックしなおし、すでに消えている記事はInternet ArchiveのWayback Machineなどから発掘しておきました。

    また、「シミルボン」等へ寄稿していたコラムを新たに収録しました。初版は縦書きですが、今後の年鑑編集コストを考慮し横書きに変更しました。章の順番やまとめかたについても、PEST分析のフレームワークに則る形に変更しています(第7章以降)。初版に収録されている「2017年予想」は2017年版と重複していたため、2016年版からは削除しました。ウェブでお読みいただくか、2017年版をご参照ください。

    第1章 2016年予想
    第2章 雑誌のウェブ化は進んだ?
    第3章 新書・文庫はデジタルファーストになった?
    第4章 サブスクリプションは急速に伸びた?
    第5章 電子書店の吸収合併は相次いだ?
    第6章 投稿型プラットフォームは増えた?
    第7章 政治(Politics)
    第8章 社会(Society)
    第9章 経済(Economy)
    第10章 技術(Technology)
    第11章 出版とフリー
    第12章 2016年回顧

    電子版ISBN:978-4-910832-03-6
  • 皇帝兼CEOプーチンのゆくえ

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    皇帝兼CEOプーチンのゆくえ 

    20年強にわたる超長期政権を率いるプーチンは、その立ち居振る舞いから現在の『皇帝』とも揶揄されている。憲法改正により2036年まで大統領に留まることが可能になったが、言論統制といった人権侵害が近年顕著になっている。プーチン大統領しか知らない世代は「プーチンのロシア」に「停滞」と「閉塞」を課題として感じ取り、欧米諸国も反体制派のナワリヌイ氏拘束を声高に非難している。ここからは「プーチンのロシア」の強さと弱さが窺える。
    プーチンの言論統制は、ロシア一国を会社に見立てみれば『CEO』プーチンが実現した経済成長とトレードオフで国民にある程度許容されてきたが、この構図が危うさを見せるとき、ビジネス・フィールドにどういった影響を及ぼすのか、本書は「プーチンのロシア」を「ビジネス」という切り口から読み解く試みである。
    ロシアは、ビジネスパーソンにとって依然として分かりにくくとっつきにくい市場で、その理由はロシアの「二律背反」ともいえる特徴にある。ビジネス・フィールドとしてのロシアを起伏あるものにしている二律背反的ファクターを見ていくことで、ビジネス上の「リスク」は「チャンス」に転換できる可能性がでてくるのである。また、それは、脱炭素、ポスト・コロナの経済リカバリーに絡めれば、「停滞」と「閉塞」を打開する可能性も有している。プーチン政権発足時より、日本企業のロシアビジネスに金融面から関与してきた筆者が、ロシア・マーケットに向き合うビジネス関係者や将来のビジネスパーソンへ「プーチンのロシア」が有するビジネス上の「チャンス」と「リスク」を説明し、現在進行形のロシアについて理解を深める必読書となっている。

    【目次】
    序章 皇帝兼CEOプーチンのロシア、強さと弱さ
    第一章 地政学的価値観とロシアビジネス
    第二章 国家資本主義からみるプーチンのロシア
    第三章 経済制裁とロシアマーケット
    第四章 北方領土問題とロシアビジネス
    第五章 脱炭素と資源大国ロシア
    第六章 コロナ禍とロシア経済
    おわりに 「プーチンのロシア」に向き合う試み
    (※本書は2022/1/8に日本橋出版より発売された書籍を電子化したものです)
  • 死刑囚―極限状況を生きる

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    死刑囚―極限状況を生きる 

    独房で極限状況を生きる死刑囚たち。100年ぶりの明治監獄法大改訂を前に、秘密に包まれたその実態に迫る。
    (※本書は2004/5/1に株式会社 展望社より発売された書籍を電子化したものです)
  • ミミズの心臓、ノミのため息 其の二集

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    ミミズの心臓、ノミのため息 其の二集 

    知識とエスプリとユーモアに溢れた異色の庭師による、待望の第二エッセイ集。
    大学教授と、落語好きのやわらかい頭の持ち主達が、彼の一番のファンです。
    「時にあおくさく、時にあほくさく、あつく、ルサンチマンを語る」。
    (※本書は2012/5/15に発売し、2022/06/23に電子化をいたしました)
  • ミミズの心臓、ノミのため息

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    ミミズの心臓、ノミのため息 

    人生いろいろ、仕事もいろいろ、
    人もいろいろ、虫もいろいろ、
    いろいろいるから、楽しいのだ、
    猫も人も虫も大好き、しかし、
    えらそうなヤツは、許せない!
    木と虫、本に落語、猫に絵、
    社会へのぼやき、仕事と人生のことなど。
    「ミミズの心臓」でつぶやく、「ノミのため息」のようなエッセイ集です。「きんぎょのおつかい」で知られる、高部晴市さんに絵を描いてもらいました。
    (※本書は2007/6/1に発売し、2022/06/23に電子化をいたしました)
  • ウクライナ危機で世界はどう変わるのか

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    ウクライナ危機で世界はどう変わるのか 

    作家:神保謙

    ジャンル:社会・政治 / 小説・実用書 / 社会 / 政治 / 外交 / 軍事 / ビジネス・政治

    投稿数0件
    ――ウクライナ危機以後の世界はどうなってしまうのか?

    ロシアのウクライナ侵攻後に起こるであろうゲームチェンジを多角的な視点で俯瞰的に解説する電子書籍シリーズ第1弾。

    本作では今回の戦争を個人(individual)、国家(state)、国際システム(international system)と3つのレベルに分類し、戦争が起こった背景や阻止できなかった原因に対する考察を試みる。

    本作では主に下記の問いを立てている。

    ・ロシアのウクライナ侵攻はなぜ起きたのか?
    ・プーチンをこのような立場に導いた構造とは何なのか?
    ・戦争を止めるための国際システムはなぜ機能しなかったのか?
    ・米国やNATOはロシアの軍事侵攻を止めることはできなかったのか?
    ・ロシアにはプーチン大統領を止めるシステムが存在したのか?
    ・プーチン大統領は、なぜウクライナ侵攻を決断したのか?
    ・仮にロシアの大統領がプーチンでなかったとしたら戦争は起きなかったのか?

    これらの問いに対し、自分なりの理解を深めたい方の道しるべとなる1冊。
  • 共産主義批判の常識

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    共産主義批判の常識 

    本書は昭和24年、いまだ占領下の激動する社会情勢のただなかに誕生。刊行と同時に、「共産主義とはなにか」の恰好の紹介書として、圧倒的反響をよんだ。それは、真に相手を批判するには、立場の如何問わず、まずその理論の真意を正しく把握せねばならないという著者の態度が、国民の共感をえたからといえよう。再び激動と混迷の状況下にある今日、日本および日本人としていかに生くべきかを考えるとき、本書のもつ意味は大きい。
    (※本書は1976/6/1に発売し、2022/3/25に電子化をいたしました)
  • 東大白熱ゼミ 国際政治の授業

    公開中!

    東大白熱ゼミ 国際政治の授業 

    テロ、難民、EU離脱、核・ミサイル、北朝鮮……
    元外交官・東大教授×現役東大生が
    「批判的思考」で世界の最重要課題に挑む!


    * * *

    ◆僕が東大でゼロから国際政治を考える理由――「はじめに」より抜粋

    あなたは、この日本がいま、平和だと思うだろうか。
    ありきたりな質問だと反射的にページを閉じようとする前に、
    少し立ち止まって、次のことを想像してみてほしい。

    小さな海を隔てた向こう側にある国では、いくつもの核兵器関連施設が存在し、
    今この瞬間にも核兵器の開発が着々と進められている。

    74年前に広島・長崎を襲った核爆弾の何倍もの殺傷能力を持つ核ミサイルが、
    1発や2発ではなく何十発も、僕らのいる日本列島を含む
    世界に向けて発射できる態勢が整えられつつある。

    気まぐれな指導者が発射スイッチを押さないという保証はない。

    観光客で賑わう別のある国では、3つのグループに分かれた過激派組織が
    コンサート・ホールやレストラン、カフェを次々と襲撃。
    銃の乱射や自爆によって130人以上が死亡、300人以上が負傷した。

    姿の見えない敵は、サイバー世界でも増殖を続けている。
    ある国のハッカー集団は、国家の情報機関と関係を持ち、
    日本も標的として、官公庁、防衛・ハイテク産業、
    通信・交通・エネルギーなどのインフラ部門を攻撃している。

    超大国の大統領はこれに対し、核兵器で応戦すると警告する。

    さて、あなたはこれを聞いて、背筋が凍るような恐怖を覚えただろうか。
    あるいは、不穏な時代の空気に、底知れない不安を感じただろうか。
    それとも、お決まりの警句だと、いつものようにうんざりしただけだっただろうか。

    もしそうだとしたら、本書はあなたのためにある。

    世界の危機を伝えるニュースは毎日のように報じられ、
    僕らはいとも簡単に感覚を麻痺させてしまう。
    慣れてはいけないと言われても、同じようなことを何回も言われたら
    誰だって慣れてしまうものだ。

    でも、今この瞬間だけでもいいから、考えてみてほしい。

    1930年代、昭和はじめの日本。大きな戦争もなく、
    日々穏やかに暮らしていた人々は、数年後に日本が
    大国アメリカと無謀な戦争を始めるなどとは思いもよらなかっただろう。
    そして、見慣れたいつもの平和な街並みが
    絶望的な焼け野原に姿を変えるとは、想像もしなかっただろう。

    平和は、失われて初めてその大切さがわかると言う。
    裏を返せば、僕らは目の前にある平和が当たり前のもので、
    ある日突然失われてしまうなどとは思わずに今を生きているということだ。

    しかしあなたは、平和を失ってもいいと思っているだろうか?
    明日にも戦争が勃発して、1分先の未来もわからないような人生を送ってもいいと、
    本気で思っているだろうか?

    ノーと答えたのならば、あなたがやるべきことははっきりしている。
    民主主義国家の一国民として、常日頃から世界の動きをフォローし、
    平和や安全の問題を考え、外交はどうあるべきか、周りの人々と議論し、
    小さくても何か具体的な行動につなげていくことだ。

    ただでさえ忙しい毎日。仕事や人生に関係しそうにないことに
    時間と労力を割くなんて億劫かもしれない。興味を持てないかもしれない。

    それでも、少しでも考えること、「なぜ」と質問することから始めてみてほしい。
    今の平和を続けていくためにも。
    そして、そんな批判的思考がこれからのあなたの人生にも
    きっと役に立つと、僕は信じている。