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植村尚

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  • 九二歳の中小企業診断士にやっとみえた 生き残るホンモノへの途

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    九二歳の中小企業診断士にやっとみえた 生き残るホンモノへの途 

    平成二九年八月のNHKテレビでは「現在の中学生の二五%は広島・長崎への原爆投下の日、終戦の日、を正確には知らない。学校で教えて貰っていない」と私たちにとっては衝撃的な事実を放映していました。自分に実感は無くても私たち世代は歴史上の人になっているようです。 それだけに知って頂きたいと強く思います。戦前戦中の生活、どん底から這い上がった敗戦後、高度経済成長への進展、がどう進んだのか。皆さんの親世代や祖父母世代が育った歩みを知って欲しい、九二歳になって漸くホンモノが見えるようになったと思えるからです。 (はじめにより) 弱い立場の人たちの良き理解者になろうと励み続けてきた著者は九二歳の現役中小企業診断士。戦前から戦後、そして平成を通して、様々な人物や会社を見てきて、ようやくホンモノとは何かがわかってきた。本書では「ホンモノとは何か」「どうすればホンモノの生き方ができるか」を伝えている。
    (※本書は2017/11/18に青山ライフ出版株式会社より発売された書籍を電子化したものです)
  • 九五歳の中小企業診断士が亡き妻たちに献げる 生き残れる企業になるために

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    九五歳の中小企業診断士が亡き妻たちに献げる 生き残れる企業になるために 

    世の中何が卑しいと言っても、世のため人のためと言いつつ自分の欲をかくくらい卑しいことはあるまい。(臨済宗妙心寺派管長・故・山田無文老師) 私は令和三年一二月一四日に九六歳になります。お陰様で心身共に健康に恵まれて幸せな毎日を送っています。 令和三年四月五日に糟糠の妻・満利子が誤嚥性肺炎のため逝きました。(享年九一歳) 私は二人の妻・泰子・満利子に先立たれました。 中小企業診断士として今日病気で倒れれば家族は明日から路頭に迷うという経営顧問業を六三年間貫くことができました。すべて糟糠の妻たちがどんな時にも黙って支え続けてくれたお陰です。 私は無一文どころかマイナス一五〇万円が創業資金です。あなたが本当にやりたいのであれば、そしてそのことが世のため人のためになり、役立つのであれば、創業資金は必ず調達できます。勿論予想していた以上の苦労が次々と襲いかかります。 でも高齢者と言われる私がたどってきた足取りが若い人、また資金さえあれば自主独立したい人たちの参考にまた助けになるならば、と敢えて新著書刊行を決意しました。 この本では幾つかの実例を紹介します。約五〇年間は住宅業界、それも中小工務店との関わりが大半でした。多くの大企業とのお付き合いも私が工務店の建築現場を知っているからこそ。大企業が進出した住宅産業界での販売網つくりや販売先企業育成が可能だったからです。 紹介する実在企業の事例はあらゆる業種の企業にも必ず参考にして頂ける企業経営の根本事項と信じるからです。どうかご了解をお願いします。(はじめに より)
    (※本書は2021/11/30に青山ライフ出版株式会社より発売された書籍を電子化したものです)