完結
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色恋は、煮ても妬いても（分冊版）
「まことにタチの悪いことに、私たちいつの間にかただれた大人の関係に成り果てたようで…。」舞台はとある商店街。魚屋を営む父の手伝いをしている由香里は、斜め向かいに店を構える肉屋の完太と幼なじみ。高校時代から彼に想いを寄せていた由香里だったが、その気持ちを知ってか知らずか完太は卒業式の日に由香里にキスをしてきた。そして関係が進展しないまま大人になり、今度は体の関係に!? 家業のことや結婚のこと、完太の本当の気持ち…などなど目の前には由香里を悩ませる事案が盛りだくさん。『近距離』『腐れ縁』毎日顔を合わせ、近すぎるがゆえ決着がつかないこの関係は果たしてこの先どうなる!? ※この作品は「無敵恋愛S*girl Anette Vol.43」に収録されております。重複購入にご注意下さい。
現実離れしていない感じが逆に良い
編集:アロマオイル
(シーモアスタッフ)
美波はるこ先生の作品は初めて読んだので、試しにと思い分冊版で購入しました。主人公は結婚適齢期だけど、向かいの肉屋の息子（完太）のことがずっと好きで、相手もおそらく主人公のことは意識しているものの（多分主人公のことを女性としてみてなかったら告白のない肉体関係にはならないはず）、なかなか進展せず・・・。主人公も相手もいい歳の大人なのですが、家業をつぐという重責もあり、長年の片思いを拗らせているのと、幼なじみであるが故に距離が近すぎて、なかなか思いを伝える勇気が出ない2人にヤキモキしてしまいました。TLなんだけどTLっぽくないホッコリ感と、年下くんの存在（完太にとっては恋のライバル？）も気になるので、続きも購入して読む予定です。
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