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■私たちが信じている「常識」は、本当に正しいのだろうか――。
・彼氏のケータイを見るのはホントにいけないこと?
・「助け合う」のは当然?
・やっぱりイケメンは得なのか?
・男女の間に本当の愛はあるか?
『常識』を疑うための哲学講義
◆担当編集者のコメント
その昔、太陽が地球のまわりを
回っているということは“常識”でした。
誰もがそれを正しいと信じて疑わなかったのです。
ところが今、こんなことを信じている人は誰もいません。
「常識」は、一転して「非常識」になったのです。
少し立ち止まって考えてみましょう。
気鋭の哲学者が、日常に鋭く切り込み、
誰もが信じている「常識」を覆します。
自分の中に新しい思考回路をつくり出す1冊。
◆著者のコメント
人は「常識」と呼ばれるものを無条件に信じてしまいがちです。
「どうして?」「だって、そんなの常識じゃん!」というように。
「常識」とは、それだけで絶対不動の根拠であるかのように思われているのです。
でも、どうしてそれが正しいと言い切れるのでしょうか?
そもそも「常識」とは、単に多くの人が抱いている共通認識にすぎません。
この共通認識は、時代や状況、場所によって変化します。
よく、外国に行くと、自分の国では考えられないような食習慣や商習慣に驚くことがありますが、それはそれぞれの共同体では、まったく別の「常識」が存在しているということなのです。そう考えると、何が正しくて何が間違っているのかも、よくわからなくなってきませんか?
本書では、哲学の視点から大いに「常識」を疑いました。
哲学は疑うことから始めて、真理に到達する営みです。そうしてみんなが信じている嘘を暴いていく行為です。
では、常識を徹底的に疑う旅に出発しましょう!
■目次
●第1章 ものの見方を疑う
●第2章 仕事の常識を疑う
●第3章 人間関係の常識を疑う
●第4章 社会の常識を疑う
●第5章 人生の常識を疑う
■著者 小川仁志