仕事の基本とマナーで面白いほど評価が上がる本 ―――知らないと相手を不愉快にさせてしまう (ビジネスベーシック「超解」シリーズ)
現在、私は、講師として年間約180日、
ビジネスマナーやコミュニケーションをテーマに研修を行っています。
対象は新入社員から管理職まで、業界も様々です。
前職では約10年間、人事部で採用・教育担当者として、
多くの若手社員の成長を見届けてきました。
仕事上、これまで1万人以上の若手社員を
見てきましたが、好印象な人、仕事をうまく進める人、
まわりと良好な人間関係を築ける人には、
ある共通点があると確信しています。
それは、知識や能力だけでなく、ビジネスマナーを身につけている、ということです。
相手への思いやりの気持ちを、ビジネスマナーという手段を使って、
さりげなく、自然に表現しているのです。
逆に、自然とお客様や上司、
先輩をいら立たせてしまうような人にも、共通点があります。
例えば、上から目線の言葉を使っていたり、
ミスをした時に最初に言い訳をしたり、報告をしなかったり。
ところがいら立たせる原因を作った当人は、
それがよくないことと知らないだけだったり、
気付いていないだけだったりすることが圧倒的に多いのです。
そのたびに
「仕事はできるのにもったいない」
「マナーを知っていればきちんと評価されたのに」
と歯がゆく感じてきました。
★学ぶだけでなく、現場で使えるよう実践あるのみ!
本書では、正しい敬語、電話応対、訪問の仕方などの
ビジネスマナーの基本に加えて、
なぜそのマナーが必要なのか、実行することで
どのような効果があるのかを具体的に解説しています。
私が日々の研修でお伝えしていること、
ビジネスの現場で実際に聞かれた
上司・先輩の生の声も盛り込みました。
「知っている」と「できる」は違います。
ぜひ現場で「できる」ようになるまで、実践してみてください。
本書から、仕事をうまく進めるヒントを
見つけていただけたら幸いです。
※「はじめに」より抜粋
■目次
●第1章 ビジネスマナーは信頼を得るための基礎
――知らなければビジネスのチャンスさえつかめない
●第2章 ビジネス会話の基本
――敬語を正しく使いこなし、効率的にわかりやすく伝える
●第3章 電話対応の常識
――相手が見えないからこそ対話を大切にし、言葉遣いに注意する
●第4章 ビジネス文書のポイント
――難しい表現を避け、簡潔に具体的な表現で書く
●第5章 来客応対と訪問のマナー
――全体の流れを把握してテキパキ動く
●第6章 日常の仕事で押さえるべきポイント
――人間関係を円滑にし、仕事をうまく進めるコツ