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◆著者のコメント
僕は普段、企業にお邪魔して、人材育成や業務改善のコンサルティングのお手伝いをしている。そんな中で、活躍する人(ハイパフォーマー)と出来が悪い人(ローパフォーマー)との間で大きな違いがあることに気づいた。
キーワードは、「気づき」だ。
仕事もプライベートも僕たちの身の回りは「気づきの連続」だ。
そして、気づきを気づきで終えないのがハイパフォーマーの特徴だといえる。
まず、気づくことで意識が変わる。意識が変わることで、行動が変わるのだ。
そして、行動が変わるからこそ、成果(パフォーマンス)となって表出してくる。
高い成果をあげていくには、まず気づくことが必要不可欠なのだ。
とはいえ、何をどこからはじめれば良いか分からないというお声も多い。
本書では、そんな「気づきの勘所」をこれら5つの観点に絞って、
普段から僕自身が立てているアンテナとも言える。
それぞれのアンテナから、自分自身が気づきを得たこと、そんなタイミング、出来事などをこの「手帳」に書き記した。
すさまじいスピードで変化対応が求められる時代。
個々人が敏感にその変化に気づき、行動を変革することによって、主体的に自分の仕事を、そして人生を切り拓いていくためのヒントを得て頂けると幸いである。
◆著者はこんな人
吉山勇樹(よしやま・ゆうき)
ハイブリッドコンサルティング代表取締役CEO
大学時代にはベンチャー企業の創業・運営に参画。卒業後は大手通信事業会社にて新規事業開発をメインで担当。MVNOをはじめとするモバイル系ソリューションやCRM戦略策定、新規営業部門の立ち上げなど、各種プロジェクトマネジャーとして活躍。その後、教育人材コンサルティング会社の取締役、代表取締役を歴任。そして独立。
年間200日を超える企業・団体での研修・講演をはじめ、業務改善・プロジェクトコンサルティングのほか、国立大学と共同で社会人基礎力推進事業(経済産業省)における分析補助事業を手掛けるなど幅広い活動を展開中。また、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌等、多数のメディア出演・執筆活動も精力的に行い、数々のベストセラーをリリース。過去に共著も含め20冊の出版。海外翻訳本も4冊。アジア圏を中心に好調なセールスを記録。若手ビジネスパーソンのベンチマーク的存在として支持を受けている。