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「2011年度にアメリカの小学校に入学した子どもたちの『65%』は、
大学卒業時に今は存在していない職業に就くだろう」
――キャシー・デビッドソン(アメリカ・デューク大学教授)
「あと10~20年程度で、アメリカの総雇用者の約47%の仕事が自動化される」
――マイケル・A・オズボーン(英国・オックスフォード大学准教授)
「2045年には、人工知能が人類の知能を超える転換点『シンギュラリティ』に到達する」
――レイ・カーツワイル(Google社機械学習・自然言語処理技術責任者)
子どもたちの未来は、先行き不透明です。未来は、どうなるかわからない。
急速な情報化や技術革新は、私たちの生活を質的にも変化させつつあります。
将来の変化を予測することが困難な時代だからこそ、
必要なのは「論理的思考力」。
論理的に考えることができれば、時代がどのように変わっても、
物事の本質を読み解くことができるからです。
そして、プログラミングによって身につく力の一つがこの「論理的思考力」です。
1 目標設計/設定力(目的意識)
2 論理的思考力
3 数学的思考力
4 問題解決力(問題発見力)
5 クリエイティブ力
6 実行力(主体性)
7 文章読解力
これらはプログラミング教育によって、子どもに身につく力です。
2020年に小学校で必修化される「プログラミング教育」。
総務省「若年層に対するプログラミング教育の普及推進」事業認定され、
そのカリキュラムが文部科学省認定校にも提供されている、
今注目のプログラミングスクール「プロスタキッズ」。
この「プロスタキッズ」代表が
「どうして、プログラマーにならない人にもプログラミングが大切なのか」
「どうして、子どものころから、プログラミングを学ばせる理由があるか」
「プログラミングを覚えると、どのようなメリットがあるか」
誰もが抱く、これらの疑問に対する答えをまとめました。
監修者は、マイクロソフト認定教育イノベータープログラミングテキストの監修も行う、
日本のICT教育の第一人者のひとり、安藤昇氏。
本書は、プログラムの書き方を紹介するものではありません。
プログラマー的な思考法を手に入れることが、
社会的にも、人生においても価値あるものだということを、
現場の子どもの成長の実例とともに述べていきます。
■著者 石嶋洋平(いしじま・ようへい)
株式会社ミスターフュージョン代表取締役 プロスタキッズ代表
東京花火大祭制作委員会委員長